【市川市/遺言・任意後見・死後事務】認知症になったときや相続について、いざというときに身内に頼れる人がいないという場合
事案(親族関係)
A様からのご相談です。
現在未婚、お子様もいなく、7人兄弟でしたが、現在はお兄様おひとりがご存命、その他の兄弟は亡くなっている状況です。
以前、遺言書を作成しておりましたが、その時に財産の受取人と指定していたご兄弟が昨年亡くなったこともあり、もう一度遺言を書き直したいとのこと。また、相続人に推定されるのが、高齢のお兄様と遠方で暮らす甥姪になるため、将来自分の判断能力が低下したり亡くなったりしたときの諸手続き、葬儀や納骨についても頼める人がいないとのことでした。
当事務所からの提案&お手伝い
まずは、遺言を作り替えたいとのことでしたので、A様のご意向を伺い、より確実な公正証書で作成するご提案をいたしました。
判断能力が低下した時や亡くなった後の備えについては、任意後見契約と死後事務契約を結ぶことで生前の財産管理や療養看護から亡くなった後の手続きまで一貫して契約の受任者できることをご説明しました。A様は相続人の方々の状況を配慮し、できる限り経験豊富な専門家にお任せしたいというご希望もありましたので、これらの事務を弊所が受任者となって行うよう手続きを進めていく方向でお話がまとまりました。
解決
まずは戸籍を取得、親族関係をまとめることから始めました。
そして、A様の財産を、ご自身がどなたに渡したいかなどをじっくりお話しをし、その希望に沿った形で、かつ法律的な部分についても確認しながら公正証書に盛り込む文案を作成し、確認していただきました。
また、A様は財産のことだけでなく、葬儀についてや将来の療養看護についてもご希望があったため、その内容についても任意後見契約や死後事務委任契約に具体的に盛り込むためじっくりお話しを伺いました。
公正証書遺言と任意後見契約については公証役場に赴き作成する必要があるため、日程調整を含め、数回のやり取りがありましたが、それらの手続きはすべて弊所が窓口になって行ったため、スムーズに終えることができました。
遺言
遺言書作成に関する無料相談実施中
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当事務所の司法書士が親切丁寧にご相談に対応させていただきますので、まずは無料相談をご利用ください。
予約受付専用ダイヤルは(0120-972-835)になります(司法書士法人オールシップ)。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士 オールシップ
代表
市山 智
- 保有資格
司法書士 行政書士
- 専門分野
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相続・遺言・成年後見・民事信託
- 経歴
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相続・遺言・生前対策を中心に取り扱う「司法書士法人・行政書士オールシップ」の代表。相続関係の手続きや成年後見等の財産管理など、年間300件以上の相談に対応。分かりやすく・笑顔で相談に乗れるよう心掛け、迅速・丁寧な対応で依頼者からの信頼も厚く、リピートや紹介での依頼も多い。相続関連書籍の執筆協力やセミナー・研修等の講師実績も多数あり。