【市川市/家族信託】母が住む実家、家族信託で管理を任せてもらう場合
事案(親族関係)
お母様が市川市の自宅に在住しており、そのお子様(長女・次女)からのご相談です。
お父様はすでに亡くなられており、お母様名義となっている自宅があります。
お子様お二人はいずれも他の市で別に暮らしていて、お母様は自宅で一人暮らしです。
お母様が高齢になってきて、今後自宅の管理に不安があり、場合によっては将来的に施設で暮らす可能性がある状況。
お子様が家族信託をテレビで知り、自分達にも有効なのではないかと相談に来られました。
当事務所からの提案&お手伝い
まずは、ご家族の状況やお母様の将来的な暮らしの見込みを伺い、家族信託の制度やメリット・デメリット、注意点などをまとめた提案資料をもとにご相談しました。
家族信託を進める際は法律上・税務上で気をつけるべきポイントが多々あります。
そのため、そもそも家族信託が向いているのか・有効かを検討しないといけません。
提案資料をもとに、「ご家族に合わせた家族信託」を行うために必要な手続き・スケジュール・かかる費用をご提案いたしました。
まずは、ご相談いただいたお子様に家族信託のご理解をいただいたうえで、託す側であるお母様にもご説明・ご提案をし家族信託を進めることになりました。
解決
まずは、ご家族に合わせた信託の枠組みの設計から始まります。
託す人(委託者)と利益を受ける人(受益者)はお母様、受託者は次女、予備受託者を長女とした信託設計で進めました。
信託財産は、お母様名義の自宅とあわせて自宅管理に必要な金銭。
その他、実際に信託された財産を管理していくうえで、必要となる権限、信託が終わる時期などを設計し、了解をいただきました。
そのうえで、設計内容をすべて反映した信託契約書を作成しました。
信託契約後に必要な自宅の信託登記や、信託金銭を管理するための口座開設のサポートなども行い、無事に家族信託を開始することができました。
家族信託をして管理に不安がなくなったことから、お母様もお子様も安心しましたとお声をいただきました。
民事信託
民事信託・家族信託に関する無料相談実施中
相続手続きや遺言書作成、成年後見など相続に関わるご相談は当事務所にお任せください。
当事務所の司法書士が親切丁寧にご相談に対応させていただきますので、まずは無料相談をご利用ください。
予約受付専用ダイヤルは(0120-972-835)になります(司法書士法人オールシップ)。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士 オールシップ
代表
市山 智
- 保有資格
司法書士 行政書士
- 専門分野
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相続・遺言・成年後見・民事信託
- 経歴
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相続・遺言・生前対策を中心に取り扱う「司法書士法人・行政書士オールシップ」の代表。相続関係の手続きや成年後見等の財産管理など、年間300件以上の相談に対応。分かりやすく・笑顔で相談に乗れるよう心掛け、迅速・丁寧な対応で依頼者からの信頼も厚く、リピートや紹介での依頼も多い。相続関連書籍の執筆協力やセミナー・研修等の講師実績も多数あり。